皆さん、こんにちは!21世紀でくのぼうです。
前回の記事では、KEC日本語学院の養成講座における「初級」および「中・上級の模擬授業(クラスメイト同士の練習)」についてたっぷりとご紹介しました。仲間たちと切磋琢磨し、教壇に立つ恐怖を少しずつ自信に変えていったあの日々🗓️は、今思い出しても本当に濃密な時間でした。
そして、いよいよ養成講座のカリキュラムも大詰め。 今回は、養成講座の総決算であり、新米講師にとって最大の試練となる「教育実習」のリアルな舞台裏についてお話ししたいと思います。
仲間同士の模擬授業とは何が違うのか? 本物の外国人学習者を前にして、私はどんな洗礼を受けたのか……? ぜひ最後までお付き合いください!
いよいよ最終関門「教育実習」へ
養成講座の全行程の最後を飾るのは、待ちに待った(そして怯えていた)教育実習です。
この教育実習は、「週1回、3ヶ月間」のペースで通いながら実践を積んでいくカリキュラムでした。 ルールや形式としてはこれまでの模擬授業と同様に、1人あたりの持ち時間は「約8分程度」。取り上げる文型についても、これまでの模擬授業とは被らない新しい初級文型にチャレンジすることになります。
しかし、この教育実習がこれまでの模擬授業と決定的に違っていたのは、「一緒に学ぶクラスメイトの顔ぶれ」と「学生役の正体」でした。
休日の昼の回:まったく新しいメンバーとの出会い
私が参加したのは「休日の昼の時間帯」のクラスでした。 平日の昼間に行われていたこれまでの模擬授業クラスとはメンバーの層がガラリと変わり、そこには「平日はフルタイムでバリバリ働いている30〜40代の社会人の方々」や、「3歳から10歳くらいの小さなお子さんを育てる真っ最中のママさんたち」など、バックグラウンドが全く異なる熱意に溢れた仲間たちが集まっていました。
限られた時間の中で時間を作って学んでいる人たちの熱気に、初日から圧倒されたのを覚えています。
何が違う?「本当の外国人学生役」とのガチンコ勝負
これまでの模擬授業では、学生役はあくまで「同じ養成講座で学ぶ日本人のクラスメイト」でした。お互いに手加減ができたり、「ここは分かっているフリをしよう」という阿吽の呼吸があったりします。
しかし、教育実習の学生役は違いました‼️そこに座っているのは、正真正銘の「本当の外国人学習者🌏️📖」です。
彼らはフィリピン🇵🇭、インドネシア🇮🇩、ロシア🇷🇺、ブラジル🇧🇷など、世界各国から日本へやってきて実際に生活している方々でした。 さらに、彼らは単なる一般の留学生というだけでなく、KECの授業やボランティア活動に長く関わっている、いわば「プロの日本語学習者」たちだったのです。
容赦ない鋭い質問と、先生たちとの強固な絆
彼らは私たちよりもはるか長くKECに通っているため、日本語の構造や文法規則、私たちが教えようとしている初級文型のポイントを熟知しています🧠。 だからこそ、私たちの説明のちょっとした矛盾や、導入の甘い部分をものすごい鋭さで見抜きます。

先生、それってこういう時にも使えますか?
さっきの説明だと、〇〇のときはどうなるんですか?
教壇の上で予期せぬ角度から飛んでくる、一切手加減なしの容赦ない鋭い質問🏹。冷や汗💦が一気に噴き出し、頭が真っ白になりかけたことが何度もありました。
また、彼らはKECの専任の先生方とも長年の付き合いがあり、まるで家族のようにとても仲が良い。そんな彼らにとってアットホームな空間に、不慣れな私がポツンと教壇に放り出されているような感覚で、毎回の実習は心臓が口から飛び出るほどのプレッシャーでした。
最終日:涙のオリジナル授業と、修了証の授与
こうして冷や汗と冷や汗の連続だった3ヶ月間の教育実習も、ついに最終日を迎えます。
最後の授業の締めくくりは、「自分でゼロから組み立てた、8分間のオリジナル授業」でした。 ここまで鍛え上げられてきた集大成として、自分の持てるすべての力を出し切り、目の前の外国人学習者たちに楽しく日本語を伝える。終わった瞬間に感じたのは、緊張からの解放感と、何とも言えない達成感でした。

でくのぼう
あぁ、やっと終わった……今日はみんなでお楽しみ会のように盛り上がって終わりだ!
と、内心ホッとしていたのですが……もちろんそれだけで終わるほど、養成講座は甘くありませんでした(笑)。
すべての条件をクリアした者だけに与えられる「修了証」
全員の授業が終わったらそのままお疲れ様!👋ではなく、
- 各「座学」の科目テストの合格
- 「模擬授業」の規定の出席率
- 「教育実習」の規定の出席率
これらすべての厳しい基準をしっかりとクリアし、受講が認められた人のみに、ついに「420時間養成講座の修了証」が授与されるのです。
名前を呼ばれて修了証を受け取った瞬間、これまでの苦労や、テストの不安、模擬授業で頭を抱えた夜のことが走馬灯のように蘇り、胸が熱くなりました💖。最後は、厳しくも温かく指導してくださった先生方、ともに支え合ったクラスメイト、そして私たちを鍛えてくれた外国人学生役の皆さん全員で、最高の笑顔と一緒に記念撮影📸を行いました。
不安だらけだった私が、すぐに勤務校を見つけられた理由
養成講座の扉を叩いたあの日の自分を振り返ると、「本当に最後までやり切れるのだろうか」「途中でついていけなくなってリタイアしてしまうのではないか」という不安と恐怖でいっぱいでした☹️
しかし、蓋を開けてみれば、素晴らしい仲間や先生方に恵まれ、数々の試練を楽しみながら、無事にすべてのカリキュラムを修了することができました。
そして何より驚いたのは、「講座を修了してすぐに、自分の希望に合った勤務校をスムーズに見つけることができた」という点です。 これは、ただ資格の紙をもらうだけでなく、現場で即戦力として通用する「圧倒的な数の模擬授業と教育実習」を徹底的に叩き込んでくれた、模擬授業に強いKEC日本語学院だったからこそ成し得た結果💪なのだと、現場に出た今だからこそ強く実感しています。
日本語学校の採用フローについての記事があるので、是非ご覧ください👀👩💻
🏫大手日本語学校の採用フロー体験談
🏫新規日本語学校の採用フロー体験談
(ちなみに、KECでは卒業後も「自己申告での再履修」などが可能なサポート体制が整っているため、もし機会があれば私もまたあの学び舎に顔を出したいなと思っています!)
次回予告
ここまで、日本語教師になるための試験対策から養成講座での地獄の(?)模擬授業、そして教育実習のリアルな裏側まで、私の日本語教師としての第一歩をたっぷりとお届けしてきました。
さて、次回からは少し雰囲気をガラッと大きく変えて、私の「これまでの人生のルーツ」や「過去の経験」についてお話ししたいと思います。
次のテーマは……「リゾートバイト(リゾバ)」です! 一見すると日本語教師とは何の関係もなさそうなリゾバですが、実はこの経験の中に、私が「日本語教師という職業をぼんやりと意識し始めるきっかけ」となった、とても小さくて大切な原点が隠されていました。
もしよろしければ、息抜きがわりに次の記事も読んでいただけると嬉しいです!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました✨


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